プロフィール

松実会

松実会(しょうじつかい)は、

能楽師 シテ方 宝生流 石黒 実都(いしぐろ みと)主宰の同門会です。

2000年(平成12年)に発足いたしました。

発足以来毎年1回、流儀の先輩、山内崇生師の「大阪 崇寶会(すうほうかい)」様と合同で会を開催し、2009年で10回を数えました。

これを機に、2010年、初めて「松実会」単独で会を開催いたしました。

11年目の、「第1回 松実会」です。

石黒 実都 が、宝生流能楽師として、様々な(ときにやんちゃな)ことに挑戦し、この大阪の地で活動を続けていられるのは、ひとえに「松実会」の仲間たちのお陰ですm(_ _)m。

2010年、新たな第一歩を踏み出した松実会。

「ますます元気な大阪の宝生流!」を発信し続けたいと思います。


石黒実都

(能楽師 シテ方 宝生流)
略歴
1978年 初舞台 能 「鞍馬天狗 」子方(花見の稚児)
1993年 3月 東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業
1993年 社団法人 能楽協会 入会
1995年 初シテ 能 「花月」
1995年 東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了
2000年 『松実会』発足
2005年 「石橋」披き
2009年 大阪府 文化の日表彰 学校教育活動協力者部門 受賞
2010年 「乱」披き
2013年 『春実会』結成(小鼓方 久田陽春子 との ユニット)
2014年 重要無形文化財総合指定を受ける
●公益社団法人能楽協会 大阪支部 所属 同常議員を務める
●公益社団法人 宝生会 会員
●社団法人 日本能楽会 会員
●福岡市能楽協議会 会員
◆宝生流 七宝会 同人
◆松実会 主宰
◆春実会 (小鼓方 久田陽春子 との ユニット)

◆父 石黒孝が主宰していた皓月会を引き継ぐ

主な出演舞台
●七宝会定期能(香里能楽堂/寝屋川市)
◆九州宝生会定期能(大濠公園能楽堂/福岡市)
◆大阪青雲会(休止中)
◆九州青雲会(終了)
●大阪薪能(生國魂神社/大阪市天王寺区)毎年8/11、12
●「みおつくしチャリティー能」(大槻能楽堂/大阪市中央区)2020年より毎年2/23

(2019年度のみ2/24)

●大阪若手能(大槻能楽堂/大阪市中央区)←卒業 ^ ^;
◆ふくおか市民能(住吉神社能楽殿/福岡市) ほか
主な活動
●京都女子大学能楽部宝生会指導
●甲南女子大学能楽部指導
●吹田東高校能楽部指導
●今宮高校能楽部指導
◆ダンススタジオP'spot14/なにわ創生塾 講師
◆吹田市山二公民館子ども能教室(旧 吹田市立千里丘中学校区地域教育協議会 土曜スクール)指導

◆鹿児島にて2019年より子ども教室立ち上げ

☆大阪府立中之島図書館「ふれあいルーム」にて「能楽講座」を開催 ← 休止中
☆大阪府立中之島図書館「ふれあいルーム」にて「宝生流謡教室」を開催 ← 休止中
♪その他各地で能楽講座・体験講座・ライブ など

松実会のおしるし

「第1回 松実会」開催を記念して「松実会のおしるし」を作りました。

デザインは旧松実会会員、デザイナーのきゅうこさんです。

松ぼっくりは、

私自身でもあり、会員一人一人でもあり、

また、松ぼっくりの一片一片が、

私であり、また、会員一人一人でもあり・・・

囲みの松葉は、松の大樹の象徴で、無限の広がりをイメージしてデザインされています。

それは、能という大きなものであり、流儀であり、師匠であり、私個人にとっては、家族でもあります。

松の大樹に抱かれているからこそ、この松ぼっくりはこんなにも、しなやかに強く、自由に伸び伸びして居られるのです。

会員の皆様、この松ぼっくりのように、しなやかに、強く、そして、美しく在る様、益々精進いたしましょう。